人探し(失踪・家出調査)にかかる日数や費用は?
内容によって異なりますので、以下で説明します。
人探しにかかる日数・費用
「人探し」と一口に言っても様々な種類があります。
例えば、学生時代の恩師を探す、初恋の人を探すなどの場合。特に消息を隠す意図がなく、普通に生活している人であれば捜索の難易度が低くなります。
多くの探偵社では
「所在調査」
「失踪(家出)調査」
を別メニューで設定しているところが多く、「所在調査」は上述の恩師や初恋の人など比較的難易度の低い場合のリーズナブルなメニューです。(探偵社によって呼び方は異なります)
特に調査が難しくない人探しの場合(=相手が意図的に逃げていない)、費用は10万円前後の予算で済むこともあるようです。
(ただし、見つけても実際に会うためには特定の条件をクリアすることが必要になる場合もあります。詳細はこちら)
家出人・失踪人調査の日数と費用
上記のような比較的簡単な所在調査に比べて、家出・失踪している人物を探すのは難易度が高めです。
意図的に消息を絶っていたり、逃げまわっている人を見つける方が難しいのは想像できると思います。
内容によっても依頼料や日数は多岐にわたりますので、ここではポイントだけ解説します。
統計的なデータですが、失踪や家出した人物が最もみつかりやすいのは
出て行ってから「1週間」
だそうです。
逆に「1ヶ月」を過ぎると発見率は大幅に低下し、1年、2年と長期化するケースも珍しくありません。
そんなに長期間、探偵に依頼するのは金銭的にも現実問題として不可能なので、調査を依頼する期間の目安としては、
「1週間〜どんなに長くても1ヶ月」
が一つの目安と言えます。
もちろん、1ヶ月経ったからといって放っておくわけではなく、警察の職務質問などに引っかかってくれるのを地道に待ったり、向こうからの連絡を待つなど、
「探す」から「待つ」
の段階に移行した方が良いということです。
(なお、警察は基本的に事件性のない成人の失踪者を捜索してくれませんが、「行方不明者届」を提出しておくことで職務質問等に対象者が引っかかったときに連絡してくれることもあります。→参考)
上記のように、難易度の高い失踪人調査の場合、必ずしも依頼人が求める結果を出せるとは限りません。
特に、直接追いかける「尾行」調査ではなく、データや情報を駆使して所在を突き止める「内偵」調査の場合は、依頼人のリスクを減らす意味でも成功報酬制で請け負う探偵社が多いようです。
(もちろん、対象者が見つかれば「成功」ということです)
あくまで目安ですが、成功報酬制で依頼して実際に見つかった場合、
30〜50万程度の予算
は見ておいた方が良いでしょう。(調査の難易度によって異なりますので、詳細な料金は直接探偵社への相談をお願いいたします)
この他、
「1日当たり◯◯円」
「1週間で◯◯円」
などの料金設定をしている探偵社もありますが、予算的には上記と同じくらいは覚悟しておいた方が良いと思います。
当然、気軽に払える金額ではないと思いますので、一定期間調査を依頼してみて見つからない場合は一旦調査を打ち切ることも必要だと思います。
探している対象者から連絡が入ったり、クレジットカードを使用したり、免許証の更新を行うことがあれば新たな手がかりになりますので、そこでもう一度調査を再開することも可能です。
具体的に、どうすればいい?
お子さん、奥さん、旦那さんや大切な人が失踪して行方知れずになったとき、どうすれば良いかすぐに判断できる人など、ほとんどいません。
以下のリンクの中ほどに、息子さん・夫の家出・失踪の実際の事例と具体的にどうやって発見するかなどの貴重な意見が載っていますので、参考にしてみてください。