浮気(不倫)調査を実際に依頼する
浮気調査を依頼する全ての方が知っておくべき事があります。
一般の人にとって、「探偵」は身近なものではないと思いますが、浮気・不倫現場の証拠集めの際に大きな力になってくれます。
原一探偵事務所によると、浮気調査を依頼する人の目的は
「離婚を有利に進めるため」…38%
「浮気相手に慰謝料を請求したい」…28%
「調査で事実を確認して、白黒ハッキリさせたい」…25%
という内訳だそうです。
「探偵に相談するってことは、離婚すると決めてるんでしょ?」
と考えている方も多いのかもしれませんが、とにかく事実を知りたくて、その後のことは考えられないという方も多いのです。
浮気調査で探偵ができること
さて、浮気調査について探偵事務所ができることは、
- 調査対象を尾行する
- 証拠写真を撮影する
の2つになります。
ほとんどの探偵の浮気調査はこの2つがメインの業務になります。
ただ、ごく一部の探偵は盗聴など違法な行為で証拠を取ろうとしたり、「別れさせ屋」などを行っている場合もあります。
そういった行為は違法またはグレーな行為に当たり、依頼者まで罪に問われてしまう可能性がありますので、たとえ話を持ちかけられたとしても、こういった業者に依頼してはいけません。
浮気調査の実際の流れ
では、実際に浮気調査を依頼することを決めたらどういう流れになっていくのでしょうか。
1.メールもしくは電話相談
まずは探偵事務所にメール・電話で相談することから始まります。
ここでは簡単に依頼内容を伝え、面談(実際に会って相談)の場所や日程を決めます。探偵社によってはカウンセラーが話を聞いてくれたり、おおまかな料金を教えてくれる場合もあります。
2.面談
探偵社の相談員(調査員)と会って面談・打ち合わせを行います。
具体的な調査案や契約内容を伝えられますので、その内容に合意できれば契約書にサインします。また、この時に見積もり金額も提示されます。
3.情報提供
探偵もいきなり調査に取り掛かるのではなく、まずは調査に必要な情報を集める必要があります。
浮気調査であれば
- ターゲットの顔写真
- 勤務先・電話番号
- 車種・ナンバー
などの情報があればスムーズに調査が進みます。
依頼者にできるのは、必要な情報をできる範囲で提供して探偵をサポートすることです。
調査依頼時にあると良い情報に関しては
この記事も参考にして下さい。
4.報告を待つ
一度探偵に依頼したら、後は調査報告が入るのを待つだけになります。探偵社によっては中間報告などでこまめに連絡を入れてくれる場合もあります。
意外と多いのですが、夫(妻)に対して妙に態度を変えてしまったり、疑うような仕草や詮索をして怪しまれてしまったりというパターンです。
探偵に依頼した後は、
「何もしない、何も変えない」
のが一番良い探偵への協力になります。(浮気を疑っている事が相手に伝わって、警戒されると証拠もつかみにくくなります)
焦らずに報告を待ちましょう。
5.調査報告
調査が終わったら、探偵は「調査報告書」を依頼人に提出します。
何時何分にターゲットが誰とどこで何をしていたか…
など、尾行対象の行動が記された調査記録や、証拠の写真・映像を受け取ることになります。
浮気だと判明した場合は辛いかもしれませんが、調査報告書を元に、今後どうするかを決めていくことになります。
6.アフターケア
これは探偵社によってまちまちですが、調査結果が出た後もサポートを行ってくれる場合があります。
離婚・示談を考えているなら離婚問題に強い弁護士を紹介してくれたり、復縁を考えているなら夫婦カウンセラーを紹介してくれたり…
といった形でアフターサポートを行っている探偵社も増えています。
以上、依頼・調査の流れでした
上に書いた流れは、多くの探偵社で共通しているものです。
細かい部分は違っている場合もありますが、大まかな流れをイメージしてもらえればと思います。