未成年でも依頼できる?
20歳未満の方とは法律上契約できません。が、大人の方が代わりに行うのはOKです。
未成年は、ひとりでは探偵に依頼できない
民法の第5条第1項に
未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない
という記載があります。
簡単に言うと、未成年者は1人で「契約」などはできませんよ、という事です。
たとえばアパートを借りる時、未成年の場合は親が手続きする事になると思いますが、それと一緒です。
未成年者が探偵に依頼したい場合
ただ、それでも何らかの事情があって探偵への依頼をしなければならない場合もあると思います。
最初に書いたように親がいなくなってしまって、探さなければならない時などです。
その場合は1人で行動するのではなく、誰か大人の方を保護者として探偵に依頼しに行けばOKです。
「大人の方」は、もちろん親がベストだと思いますが、親戚の方など信頼できる大人であれば構いません。
その方に事情を話して、納得してもらった上で依頼をしに行きましょう。
未成年の方が依頼する場合の注意点
探偵に依頼する場合、基本的には最初に事務所に電話する事になります。
その時に、自分が未成年である事と、契約を行ってくれる大人を一緒に連れて行くことを必ず伝えましょう。
20歳未満の方が1人で直接事務所に依頼に行っても契約できないので二度手間になるだけです。
最初に今の状況を正直に話して、信頼できる大人が一緒であることを伝えておけば話がスムーズになるはずです。
もちろん、その大人の方にも自分が依頼したいことや現状を正直に話すことを忘れてはいけません。
大事なことを隠していたりウソをついていたりすると、調査が難しくなってお金が余計にかかってしまうこともあります。
「探偵にも大人(保護者)にも依頼の際は正直にすべてを話す」点だけは、守るようにしてください。
まとめると、
1.事務所に電話する
2.未成年であること、大人を一緒に連れて行くことを伝える
3.大人と一緒に探偵事務所(もしくは相談場所)に出向き、詳しく相談する
という流れになります。