後で追加料金を請求されたりしない?
基本的にありませんが、残念ながら良くない探偵社は存在するので見積もり時に必ず確認しておきましょう。
調査後の追加料金について
探偵業法第8条では、
探偵業者は、依頼者と探偵業務を行う契約を締結したときは、遅滞なく、次に掲げる事項について当該契約の内容を明らかにする書面を当該依頼者に交付しなければならない。
探偵業務の対価その他の当該探偵業務の依頼者が支払わなければならない金銭の額並びにその支払の時期及び方法
と定められています。
簡単に言うと、事前に支払う金額を明確に伝えておかないと違法ですよということです。
2007年に探偵業法が施行されるまでは、探偵社が途中で勝手に料金を追加したり、延長したりしてトラブルになる事例が後を絶たなかったのですが、現在ではそういう悪質な業者はかなり減ってきているそうです。
今は、どの探偵社でも
事前に見積りした金額
が全てで、その後で追加請求を行うような業者は(まともなところであれば)ありません。
例えば、当サイトで紹介している原一探偵事務所では、見積もり時に諸経費を含めた見積り額を提示しています。
料金が変わる場合
ただ、そうはいっても全ての調査で追加料金が一切かからない訳ではありません。
例えば、浮気調査の張り込み中に、あと少しで決定的な瞬間が撮れそうなのに、契約時間が過ぎてしまうような場合も考えられます。
このように、事前に調査を延長していいかどうか許可を得ていない場合、依頼者に状況説明をして調査を継続するかどうか、判断を仰ぎ指示に従うのが一般的です。
仮に延長を申し出なければ、たとえ後もう少しでホテルに入りそうだという状況でも、引き上げなくてはならなりません。
調査を延長する場合は、新たな契約であることを説明し依頼人の承諾を得てから、というのが鉄則です。
調査を引き延ばそうとする業者
上記のように、依頼者の同意があれば追加・延長は発生しますが、これを逆手に取ってワザと調査を長引かせるような業者もごく稀に存在します。
何度も追加料金を取られたのに結果が伴ってなかったりする場合は、一番良いのが
- 業界団体に連絡する
- 消費者センターに連絡する
のどちらからです。
もし、悪質な業者の疑いが出てきた場合はこの2つのどちらかに相談すれば、詳しく話を聞いてくれて、どうすればよいかのアドバイスももらえます。
状況があまりにひどい時は依頼先の業者との契約を破棄したり、支払った料金を取り戻す手伝いまで行ってくれるので、万一悪質な業者に当たったときはこのことを思い出して下さい。